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切符ゲームとその発展形

 新小学4年生には、必ず次のパズルを出題することにしています。

「4つの4と+−×÷とカッコを使って、0から9までの数を作りなさい。」

 有名な、「フォー・フォーズ」というパズルです。
 答えは、(別解もありますが)次の通り。

 4+4−4−4 =0
 4÷4+4−4 =1
 4÷4+4÷4 =2
 (4+4+4)÷4=3
 (4−4)×4+4=4
 (4×4+4)÷4=5
 (4+4)÷4+4=6
 4+4−4÷4 =7
 4+4+4−4 =8
 4+4+4÷4 =9

 また、2004年の開成中学校の算数入試問題には、

 「3、4、7、8を使って、1から10までの整数をそれぞれ答えにもつ10個の式を書きなさい。」

という問題が出題されています。

 他に、「1、2、5、8を使って,0から51までの数を作る」というパズルもあります。

 このパズル、冬期講習で生徒に出題したら、めちゃくちゃ盛り上がりました。実に楽しかったです。

 そこで私は、

 「1、2、5、8を使ったときが最高なの? もっとすごい4つの数があるんじゃないの?」

と疑問に思い、パソコンでプログラミングしてみました。
 その結果、やはり1、2、5、8を使ったときが、0から51までの数を作ることができて、第1位のようです。
 第2位は、1、2、5、6を使ったときで、0から43まで。
 第3位は、3、4、5、6を使ったときで、0から42まで。
 第4位は、1、2、4、9を使ったときで、0から40まで。

 プログラミングの結果を表にしました。

 この表を利用する人は、きっと1人もいないでしょう!