植物図鑑

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植物名イネ
種類被子植物・単子葉類・一年草・多年草
イネ科
8月の終わりから9月。茎の先に円すい形の花序(稲穂)をつくり,枝分かれした穂の先に1個ずつ花をつける。2枚のえいは,長さ6〜12oでだ円形。おしべは6本。
長さ30p。
高さ60〜100p。根もとの節から枝分かれするので,かり取ったあとも新しい芽がでるが,日本では冬の寒さでかれてしまう。
米が熟すと,その重さで穂はたれる。もみがら(えい)をとりのぞいたイネの果実が,玄米。それをついて,皮やはいをとりのぞいたものが,はいにゅうだけになった白米。ついてとりのぞかれた部分がぬかになる。10月に収穫。
インド・マレーシア原産で,種子にでん粉の多いうるちと糖分の多いもちに分けられる。うるちはむしてご飯にたき,もちはむしてついて食べる。日本での栽培は弥生時代からで,その技術は中国などからもちこれまた。現在は品種改良により北海道のような寒い所でも栽培できる。米はアジアをはじめ世界の人口の約半分が主食としている。