ビギナーママにお贈りする
学校説明会の見どころ聞きどころ。
 この時期、各私立中学が競い合うように、学校説明会を実施しています。でもそれに参
加し、いったいなにを聞き、なにを見てくればよいのでしょうか。”学校説明会初体験”のあなたのため、ベテランの塾の先生方に、説明会にまつわるうわさ、ウラ情報もまじえな
がら「参加のコツ」について語っていただきました。

【出 席 者】
   内田 重和・メビウス
   大住 明敬・聖学舎
   永瀬 喜文・優学習会
   古本 真成・四季青舎(五十音順)
           司会/益尾 貴公

Q&A
  まずは学校説明会のごく一般的な流れ、内容について簡単に説明してください。
  初歩的な質問ですが、学校説明会に参加しなければならない理由とは?
  説明会には、子どもも連れて行ったはうがよいのでしょうか。
  事前の注意ポイントとしては?
   具体的には、どのようなことを聞いてくればいいのですか。
   学校説明会では"アタリ"になるよう、ひたすら祈るしかありませんね。
   校長と他の先生方の"微妙な人間関係"を、どうやって把握するのですか。
   現在、話題になっている「学校週5日制導入」問題に関しては?
   第一志望校以外で、この学校の説明会はオススメだというのは?
   逆に、これはちょっと……という説明会を実施している学校というと?
   第二志望校以下は?


情報入手とともに、”相性"のチェックもしましょう。

  まずは学校説明会のごく一般的な流れ、内容について簡単に説明してください。
大住 最初に校長が壇上に立たれて理念や校風、理想とする教育観のようなものを語ら
   れ、その後、教頭あるいは入試担当の先生が出られて現状の学校生活、生徒の様
   子等を報告されます。そして最後が募集内容の説明。これがごくオーソドックスな学
   校説明会の流れです。大学の合格実績などは、その流れの中で適宜、盛り込まれ
   る形になりますが、それを”目玉”とする進学校では、あらゆる部分でその話題にふ
   れてきます。
古本 説明会に校内見学を盛り込んでいる学校も多いですね。したがって、説明会は学
   校の施設・設備や内部の雰囲気をチェックするチャンスとなります。所要時間はだい
   たい1時間ちょっと。長いところで2時間というところでしょう。

  初歩的な質問ですが、そのような学校説明会に参加しなければならない理由とは?
内田 実際に自分の目で見て、耳で聞いて、その学校でどんな教育が行われ、どんな成
   果が上がっているのかを、学校側にじかに聞き、わが子に対して抱いている夢みたい
   なものをどの程度、実現させてくれる学校なのかを判断する機会  それが学校説明
   会です。
大住 これだけ情報があふれている時代なので、学校の内容に関してある程度のことはす
   でに頭に入っているでしょうが、”フィーリング”が合うかどうか、ということも大切だと思
   います。以前、私の塾で第一志望と心に決めていた学校の正門をくぐるや否や、「イヤ
   だ!」といい始めた子がいました。学校までの通学路の様子や学校自体のムードを実
   際に見て、自分には合わないと強く感じたようなのです。子どもとは非常にナイーブな
   存在であり、やはり一度、学校の雰囲気に肌でふれさせておくべきだと思います。

  説明会には、子どもも連れて行ったはうがよいのでしょうか。
永瀬 可能な限り、同伴させるべきですね。今の話と似たケースは、私の塾でもなん度かあ
   りました。とくに女の子は、頭の中でその学校に対するイメージだけをふくらませたり、
   友だち同士の会話だけで、第一志望を決めてしまう、ということがかなりあるようです。
   ぜひともじかに見せておきたいですね。
古本 それはお母さま方についてもいえることでしょう。受験仲間の間では、学校に関する
   さまぎまな”うわさ話”が飛びかっているはずです。そうしたもので学校を判断するので
   はなく、うわさをふまえた上で説明会に参加し、そのクチコミの情報の真偽をただすと
   いう姿勢が必要になってきます。「某有名付属校には、実はかなり不良っぽい生徒が
   いる」といううわさがあれば、説明会に参加がてら、通学路や学校内部で在校生たちの
   服装や態度を、それとなくチェックしてみるという具合に。
内田 ただ中には「クサイものにはフタ」という姿勢で対応してくる学校もありますからね。説
   明会の時間と生徒が学校にいる時間を微妙にズラし、参加者との接触を断ってしまうと
   いう作戦で(笑)。生徒の様子をチェックする機会に、恵まれないこともあります。
古本 以前、ある女子校の説明会で、校長は、うちは人に会ったら「ごきげんよう」、帰ると
   きも「ごきげんよう」などと、生徒の礼儀正しさをアピールしているのに、その直後、授
   業が終わってドカドカと校舎を出てきた生徒たちに、先生が「コラーッ、今日は客がき
   てるんだぞ!」と、どなっている光景に出くわしたことがあります(笑)。
大住 そのあたりをうまく”調整”して説明会を実施している学校は、いくらかポイントを下げ
   て判断したほうがいいかもしれません。
内田 ”調整”しない学校は、自分の学校の生徒に対して自信を持っている、ということです
   からね。でも中には、そこまで気が回らないため、結果としてノーガードという学校もあ
   るので、油断できない(笑)。

聞くべきことは、まずは教育理念、次に具体的な教育内容。

  事前の注意ポイントとしては?
永瀬 まずは、遅れないように前もって交通機関や学校まで歩くルートなど、最短のものを
   チェックしておくということです。私などは早々と一日前に学校に到着したことがありま
   す。単に日程を一日、間違えてしまっただけですが(笑)。まあ、失礼にならない程度
   に多少、早めに行くのがいいと思います。混雑する前にベストポジションをとれますし。
大住 事前に受験雑誌等をチェックし、なにを聞いてくるべきか、どんな質問をするか、ポ
   イントを整理しておいたほうがいいと思います。ほとんどの学校説明会では、終了後
   に質疑応答の時間が設けられていますから。
内田 非常に上手にお話をされる学校などでは、その話術にのせられ、知りたい情報を得
   られないまま、うまく丸め込まれ、ウットリとした気分で帰ってくるという恐れもあります
   からね。まあ、うっとりさせてくれる学校がベストなんだという見方もありますが。
古本 そうそう、多くの父母は、そんな気分になれることを期待して、学校説明会に足を運
   んでいると思いますよ。事前にさまぎまな情報によって、ここが一番だと判断した学校
   で、実際に学校側の話を聞いて、ああ、やっぱりそうだったと納得してウットリする。そ
   れでいいと思いますよ。

   しかし、せっかく参加するのですから、やはり知りたい情報はできるだけ入手して
  おきたいでしょう。具体的には、どのようなことを聞いてくればいいのですか。
永瀬 まず第一に教育理念。その学校はいったいどのような人間を育てようとしているのか
     これをきちんと把握することが先決です。家庭側の教育観と学校側のそれが食い
   違っていたら、話になりませんからね。
    教育理念の話を聞いている過程で、その学校の教育に対する姿勢や校風も、ある
   程度つかめるでしょう。そしてその次に、教育内容ですね。
内田 それも漠然としたものではなく、日々の授業は どんな感じで進行するのか、宿題は
   どのくらい出されるのかという具合に、できるだけ具体的な形で。入学後、学習面で子
   どもにどの程度の負担がかかるのかを、きちんと把握しておかなければなりません。
大住 最近、進学校においてはシラバス(授業進行の解説書)を作るのがはやっているよう
   ですが、それをポンと渡され「これに基づいてやっているので大丈夫ですよ」という感じ
   の説明だけで満足してはいけません。シラバスはあくまでも基準です。年によって入学
   してくる生徒の学力レベルは微妙に違っており、それに合わせて柔軟に対応を変えて
   いかぎるを得ません。そのあたりのフォローがどの程度、行われているのか、というとこ
   ろまで聞いてくるべきでしょう。
古本 東邦大学付属東邦は、10年ぐらい前にシラバスを作りましたが、シラバスはあくまでも
   基準であり、それ以外の肉づけ的な学習もありますよと、きちんと説明会で解説してくれ
   ます。ここ2~3年、シラバスを作る学校が続々と出てきていますが、中堅・下位の学校
   が作る場合は、生徒のためというより、教師にプレッシャーをかけることを目的としてい
   る場合もあります。

内田 このような基準があるのだから、そのとおりの内容を教え、進行させろよという…(笑)。
永瀬 でも、それでもその頬のものがまったく存在しない公立よりも、はるかにマシでしょう。
   シラバスがあるのと、ないのとでは大違いですよ。また、さっき入学学年ごとのレベルの
   違いという話が出ましたが、学年によって学校側の対応が違うという学校もあります。こ
   れはある難関男子進学校の話ですが、その学校はどの情報誌を読んでも、学習面の
   面倒見がいいと書いてある。説明会でも学校側はその種のことを盛んにアピールされ
   る。しかし実際に通っている生徒によると、「一つ下の学年はきちんとやっているようだ
   が、自分の学年では補習はほとんど行われない」ということなんです。つまり学年個々を
   担当する教師団ごとに対応が違っており、彼の学年は”ハズレ”だったわけですね。

   なるほど。それは深刻な問題ですが、学校説明会でそこまで探り出すのは不可能
   でしょう。”アタリ”になるよう、ひたすら祈るしかありませんね(笑)。
古本 多くの学校は今の話のような学年担任制ですが、教科ごとにセクション分けしている学
   校もあり、そのような学校は今後、伸びてくる学校と判断していいと思います。

費用、校長、週5日制、イジメの実態………。チェック項目は多種多様。

永瀬 あとはかかる費用に関して。資料に明示されているもの以外のお金が、どのくらいかか
   るのかもチェックしておくべきでしょう。
古本 奨学金や特待生制度についても、情報を仕入れておきたいですね。多くの学校はその
   種の制度を設けており、規約や内容は学校によってさまざまです。それらの情報を向こう
   から流さない場合は、こちらから質問してもいいと思います。
大住 原稿を用意され、それを見ながら話をされる校長がいます。 それはいいのですが、
   今年、「自分の学校でこういうことがあった」といったことをただただ並べ立てたり、概念的
   な話ばかりに終始するような校長は、ちょっとハテナマークがつきますね。私学とは、リー
   ダーたる校長が、どれだけ自分の学校に対して熱い思いを持っているかで、善し悪しが
   決まる部分が大きいと思います。その熱い思いが感じ取れるような話が聞きたいですね。
内田 実際に行っている具体的な事例に基づいて、どんなふうに生徒、そして先生を指導して
   いるのかなどを、どこまで具体的に語っているのかという点に注意しながら聞くべきでしょ
   う。また校長は立場上、短期的なものだけではなく、将来的にその学校をどんな学校に
   していきたいのかという、長期にわたるビジョンも持っていなければなりません。その種の
   話題が出る かどうかも、チェックポイントの一つです。
永瀬 校長と他の先生が一体となって教育にあたっているというムードが、感じ取れれば理想
   ですね。
古本 その校長を補佐するポストの先生がしっかりしていて、積極的に校長をバックアップして
   いるようなら、さらにイイ。今後、伸びる可能性大の学校といえるでしょう。

   そのような、校長と他の先生方の”微妙な人間関係”を、どうやって把握するのですか。
永瀬 校長が話されている間、控えている先生方の態度を観察していれば、人間関係をある
   程度、推測できることがあります。 みんなバラバラに好き勝手なことをやっているか、”脚
   本”に忠実に行動しようとしているか、一致協力して説明会を盛り上げようとしているか、な
   どなど。

   現在、話題になっている「学校週5日制導入」問題に関しては?
古本 それは学校側のほうからいうと思います。またご自分が質問なさらなくても、他のご父母
   がきっとその種の質問をされるはずですよ。
永瀬 その結果、はっきりした回答が得られない場合は、もう2年後に迫っているのに、それに
   関する意志統一がなされていないということです。従ってそんな学校は、将来の展望がな
   い、あるいは組織としてのカが劣る学校と判断せざるを得ませんね。
大住 あと、入試要項を変更する学校については、なぜ日程が変わるのか、教科が変更される
   のか等、その理由まで聞いておく必要があるでしょう。たとえば開智は2001年、2回目入試
   の当日発表を翌日発表に変更するのですが、これは理科と社会に記述問題を多く採り入
   れるため、これまでより採点に時間がかかると予測しての変更のようです。
永瀬 これは聞きにくいことですが、その学校では”イジメ”の実態とその対処法がどうなってい
   るのかについて情報を得ておきたいですね。6年間もの長きにわたって通うわけですから。
   また、非常に個性的なタイプの生徒に対してどう接してくれるかなども。
古本 そうですね。イジメは学校だけでなく、お父さんの会社にもあるくらいで、どんな集団にも
   発生する可能性があり、今後はどんどん拡大、深刻化していくでしょう。イジメられそうなタ
   イプの子、個性が非常に強い子を持った父母は多いはずです。そのような父母に対して、
   現状を正直に明かし、「うちではこんなふうに対処しているんですよ」と明解に答えていただ
   ければ、非常にありがたい。

「これはオススメ」という学校試明会は?

   きちんと「情報開示」してくれる学校は好感が持てますね。第一志望校以外で、この学
校の 説明会はオススメだというのは?
永瀬 明快に情報開示してくれるという面から考えますと、筆頭はやはり品川女子学院でしょう。き
   ちんと具体的に学校、教育の中身を見せてくれます。
古本 その面では八雲学園も評価できます。
大住 最近、開校し、評判になっている学校の説明会には足を運ばれてもソンはないと思います。
   私のテリトリーである埼玉県、千葉県であげれば、開智、芝浦工業大学柏、専修大学松戸な
   ど。立教新座もぜひ行かれたほうがいいですね。 カリキュラムがしっかりしています。そして
   2001年、開校する獨協埼玉。付属校ですが、他大学進学指導にも力を入れるそうです。あと
   は栄東も近年は独自性がでてきており、今後、伸びてくると予測されますので、参加されては
   いかがでしょうか。
古本 京北の説明会は1999年からガラッと変わり、非常によくなりました。入学してくる学年を担当
   する各教科の先生方が一人ずつ登場し、話をするのです。父母も、実は校長などではなく、
   じかにわが子に摸することになる先生方の顔を見たり、話を聞いたりしたいはず。また先生方
   のほうも、最初から父母に顔を知られてしまっているわけですから、子どもに対していいかげん
   な対応はできなくなるでしょう(笑)。安田学園も4~5年前と比べると、だいぶ変わってきました。
   進学校としての実力がアップした感がありますね。
永瀬 今年度、私の塾には上位校をけって安田学園に入学した生徒が2人いますよ。東京女子
   学園も、説明会でのアピールが上手になると思います。校長が代わりましたから。新校長は
   非常にざっくばらんな方で、またよく勉強しておられます。
内田 私のオススメは、男子校では郁文館。校長も個性的な方ですが、妙に存在感のある先生が
   なん人かおられて。きちんと勉強させてくれ、大学合格実績も着実に上昇しています。足立学
   園も、近年は「がんばるぞ」という感じが強く出てきました。女子校でチェックしておいてもらい
   たいなと思うのは瀧野川女子学園。桜丘女子も以前と比べると、大きく変わり非常にすばらし
   い学校になりました。この2校は近接しており、互いに意識し合っているはず。今後の人気が
   どうなるか、私は今から注目しています。

第一志望校は複数回、それ以外の学校説明会にも、数多く足を運びましょう。

   では逆に、これはちょっと………という説明会を実施している学校というと?
永瀬 上位の男子校の中に、特にそのような学校が目立っているようですね。たとえば城北、毎
   年、難関大学へ多くの生徒を送り込んでおり、またすばらしい教育を行っておられるのに、
   説明会のやり方がヘタで、非常にソンをしている感があります。真面目にやっておられるの
   ですが、真面目すぎるんです。もっとアピールする部分を作らなければ…。
古本 京華も説明会はヘタですね。非常にいい学校で、説明会では校長を始め、先生方も一
   生懸命にやっておられるのですが、そのエネルギーがすべて空回りしているような感じがし
   ます。
永瀬 ”これは最悪”というエピソードを一つ紹介しましょう。父母から聞いた話ですが、ある学校
   の説明会に参加し、終了後にその学校の先生と個別に面談したとき、相手から開口一番、
   「おたくのお子さんの偏差値はいくつですか」という質問が飛び出したそうなんです。そのお
   子さんは十分、その学校に合格できる学力は持っていたのですが、その言葉を聞いた瞬間
   から、そこを志望するのをやめてしまいました。
古本 それはまったく失礼な話だ。説明会は受験側が学校をチェックする場であって、学校側が
   受験志望者を評価する場ではない!
大住 ともかく、第一志望校の説明会には、できれば複数回、足を運ばれるほうがいいと思います。
   最初と次の回ではイメージが変わることもありますし、なん回も参加していると、学校閑係者と
   顔なじみになり、その学校に対して親近感がわいてきます。それで相手が入試のときに手心
   を加えてくれるということはないでしょうが、親近感がわくことで、子どもの受験に対する意欲
   が高まるはずです。
古本 中堅校の中には、この人はなん回目という感じで、出席者の名前と参加した回数をチェック
   しているところが、かなりありますよ。また顔なじみになれば、ちょっと聞きにくいことでも、質問
   しやすくなるでしょう。
内田 そういう意味では、学校説明会はまさに受験者側と学校側の”お見合い”の場なんですね。
   それだけの覚悟をして臨むべきです。まあ、現在では、第1志望の説明会には小4~5の段
   階から参加するというのが、常識になっているようですが。

   では、第二志望校以下は?
大住 やはり受けるつもりの学校すべての説明会に参加するべきでしょう。一番入りたい学校とそ
   れより優先順位が下の学校の内容を比較することで、第一志望の魅力が再認識できる場合
   もあるでしょう。逆にこちらのほうがいいかなと、別の学校のほうにひかれることもあるかもしれ
   ません。いや第二、第三志望という感じではなく、可能な限り、多くの学校説明会に参加する
   べきだと思います。そして、それらの多くの学校の中から、じっくり吟味して受験校を決定する。
   「もしも」のとき、入学しなければならない学校だからこそ、慎重に手間ひまをかけて選択したい
   ですね。
永瀬 日程が重なったりして、手が足りなくなったら、お父さまにご出馬を願えばいいでしょう。父親
   というのは、とにかく偏差値で学校を判断しがちですが、学校にじかにふれることで、その悪癖
   が矯正されるかもしれません。実際、私の塾にもそのような例がかなりあります。
内田 可能な限り、多くの学校説明会に参加する  賛成ですね。たくさんの学校をチェックして、
   そこから選りすぐって次善校を決定することです。結果的にそちらへ進むことになっても、後
   悔しない学校を。案外、次善校のほうが居心地がいいということになるかもしれませんよ。ホラ、
   結婚でも「一番好きな人より、二番目に好きな人と一緒になるほうが幸せになれる」というじゃ
   ないですか(笑)。

   ありがとうございました。